関東に行ってきました

Filed under: Travel / 12月 10, 2010

ライブで東京に行ってきました。
朝、寝坊していないにもかかわらず、なぜか出かけた時には飛行機の時間に間に合わない事態に。
列車なら次の便に乗る事も出来ますが、飛行機はそう言うわけにもゆかず伊丹までタクシー。
1マン2センエン也。飛行機代より高いやん?なんて思いつつ、タクシーの中から同居しているわけでもないガールフレンド氏に「おまえがしっかりしないからや!」とまず八つ当たり。
息も切れ切れで飛行機に飛び乗り、今度は「おまえらが午前中の便になんかにするからや!」「遠征があってももう二度と一緒には行かないからな!」と悪いと思ってるからこその八つ当たり。堂々の大放言。メンバー一同笑えない雰囲気。
そんな何とも言えない雰囲気の中ライブをしました。全体的なノリは悪くなかったと思うのですが、肝心な、そこだけは間違えるなとキツく釘を刺されていた部分を全てことごとくミス。皆さん、すみませんでした。
意気消沈したまま翌日。

怪談でお世話になった吉田さんとその仲間の方々と合流し東京から北関東へデイトリップ。前日とは打って変わって和気あいあいの楽しい雰囲気でいけました。
まずは埼玉県比企郡吉見町の吉見百穴を見学しました。
コロボックルの住居であったという、ロマン溢れる遺跡に異様さに感激。岩にボコボコと穴があいている様はなかなかの壮観でありました。太平洋戦争時に工場として利用された洞窟もあり、古墳時代と近代の遺構が同居する時空を超えた歴史遺産と言えるでしょう。
前年行った沼津アルプス登山の道中にも高射砲陣地があったなと思い出しました。
後に百穴温泉で入浴。風呂に入ってなかった事もあり、非常に爽やかなお湯でございました。会って間もない方々と裸で語り合うこどでグッと一気に仲良しになれまんな。

さらに北を目指し日本最大のブラジリアンタウン、太田市へ。大量のブラジル料理に舌鼓。残念ながらブラジルの方がうじゃうじゃと居るところはお目にかかれませんでしたが、ブラジリアンプラザを訪問。軽くショッピング。何でもこの太田市は人口の15%がブラジル人という、かなりインターナショナルな街であるとの事。少子化が叫ばれるこの時代にこの様な形で人口が増えるのは仲々素晴らしい事ではないでしょうか。私は巷間言われる「日本人」あるいは日本人像等という概念は幻想だと思う。元々アジアの東端で多様な文化を吸収しながら歴史を築いたのがこの国ではないでしょうか。変化こそが日本の地域性でありアイデンティティーだと思うね。なんてポリティカルな事にも想いを馳せました。それとは別にいつかブラジリアに行ってみたいという気持ちもあります。

ブラジリアンタウンを出て縁切りの絵馬を見学に足利市の門田稲荷へ。私の地元の神戸では楠木正成公がヒーローですが、正成公を討った足利氏発祥の地であるこの足利市を訪れる因縁に目眩を覚えました。縁切りの絵馬を見学し、私も「この貧困と縁が切れますように」と心の中で願わずには居れませんでした。
その後一路東京に戻り、新宿で夜中まで宴会。ワイワイといろんな話で盛り上がり、爆発的に楽しい一日となりました。

吉田さん宅に泊めていただき、翌日はリキッドルーム内のTime Out Café & Dinerで開催されていた、制作にはミスタータナカや林君@林工務店も参加した前田君の美術作品のエキシビジョンを見学。力作に感嘆しつつ、恵比寿の駅近くのそば屋で吉田さんと天ざるで打ち上げをし、神戸への帰路につきました。
個人的には近年あまり無い、多くの方々との交流に感激の多い旅行でした。
お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

  1. お疲れさま。
    次ここのカレー行きましょう。
    http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13048031/dtlrvwlst/2211746/
    ムー置いてるらしいし。

    Comment by よしだ — 12月 11, 2010 @ 1:44 am

  2. ここは僕も食べました。コストパフォーマンスを考えるとかなり二重丸なカレーでしょう。
    藤木TDCさんの『場末の酒場、ひとり飲み』でも、この通りは「新宿のど真ん中であることが信じられないような場末感があり、筆者の好きなスポットである」と言及されています。
    この店の近くにあった超ショボショボなカウンターだけの酒場では「牛スジそば」という関東では珍しい立ち食いそばが供されていましたが、店が即効で潰れたために幻の味になってしまいました。
    同じ通りにある長寿庵の天玉そばはそこそこ美味しいです。

    Comment by 吉田会長 — 12月 11, 2010 @ 3:43 am

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