友よ、さらば。
今日はthe Young Pennsylvaniansのレコーディング、オーバーダブの作業をしました。
この作業の為に12インチPowerBookに80Gのハードディスクを新調。Pantherを再投入。Pro Tools LEを復活させて音楽専用マシンとして再生しました。
めちゃくちゃめんどくさかったで!
ところで昨日。正確には1月28日に「え?」と思う様な出来事があったので報告差し上げたいと思います。
この日は県民会館にミスター田中と連れ立って渡邊氏の映画「ノモンハン」と「天皇伝説」を観に行ったのですが、資金難により「天皇伝説」一本に絞り込みました。映画自体は巷で話題の明治天皇替え玉説を軸に天皇家の血統の謎にズバッと切り込みつつ、ハードなガンアクション&カーチェイスを荒々しい画面で描いた佳作でありました。しかしながら両方をみた人によると映画自体は「ノモンハン」の方が良かったとの事。話題が話題だけに右翼から抗議が来ているらしく、県民会館の入口にはイヤホンをした私服警官が数人立っており、今時珍しくピリリとした雰囲気でありました。ともあれ会場にはご近所のミスター古賀、ジーザス西村師、店長氏、そしてなんと数年来姿を見ていなかったカネヤン君が来ていました。やや緊張感のある会場の雰囲気とは違い、昼の日中から…そろいも揃ってというべきイイ顔ぶれであったように思います。
それはそうと、私が言いたいのは何も映画の話ではありません。私は金融的には言わずと知れたサブプライム野郎なのですが、ここ数年小学校以来の友人と共に一進一退を繰り返しつつ粘りを見せてきたつもりではありました。しかし、この不況の折、まず友人氏がバンザイ。必然的かつ連鎖的に私もギブアップ。今話題の過払いの手続きをするべく長年お世話になってきたa社に電話。取引記録の取り寄せを依頼してみたところ…
担当の方:「お取引記録という事は、過払いのご請求ですか?」
私:「そうですね。考えてます。」
担当の方:「横山さんはもう10年以上のお取り引きになりますので確実に過払いが発生しているものと思われます。」
私:「はぁ。はい。そうですか。」
担当の方:「ですのでとりあえず現在ご利用いただいております499,678円に関しては一旦0円にさせていただきます。」
私:「は?え?どういうことですか?」
担当の方:「もちろん現在のカードはもうご利用いただけませんが、ご利用額もなくなります。」
私:「御社からの借金はもうないということですか?」
担当の方:「そういうことになります。」
私:「・・・それで私にとっての不利益はありませんか?」
担当の方:「特にありません。その上で過払いに関しましては改めてご請求下さい。」
ということで、この会社からの借金が電話一本でなくなってしまった。(正確に言うと翌日店頭に手続きに行きました。)電話での応対もサラ金とは思えぬ人情味溢れるものでありました。
そう。思えば困った時に必ず助けてくれたこのカード。名古屋に行った時、東京に行った時、デートの時、あの時そしてこの時。思い出のシーンと共にいつもこのカードがありました。ここ10年強、片時も離さず持ち歩いていました。リーマンショックさえなければ…お別れをせずにすんだのに。
さらば、友よ。
高利に苦しめられ、今までは憎んでいたこのカードでしたが、いざ契約終了となるとそんな惜別の念もこみ上げてきます。
あと数枚カードを持っていますのでそれらについても同日手続きを開始しております。
その辺りについてもまた書いてゆきたいと思いますのでお楽しみに!
訊きたい事がある人は直接私を捕まえて尋ねて下さい。時々メールで細々訊いてくる人がいますが、メールでの対応はしません。
写真は29日未明家の前であった事故。幸い運転手さんにケガはありませんでした。
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