骨髄移植ドナーへの道:血液検査・血液型の怪

Filed under: General / 9月 5, 2008

奇しくも2年前の9月4日、36才の誕生日に意を決して骨髄バンクのドナー登録をしてからきっかり2年。本日9月5日に神大病院にて事前の説明と感染症検査等のための血液採取をしてまいりました。

かなり張り切って行ってきたのですが、説明を伺うと約30万人のドナーが居り、その中からドナーを患者さんが捜せば同じHLA型がだいたい98%の確率で見つかるとのこと。しかしながらその後の諸事情でそこから移植に行き着くまでに数は1/6までに減ってしまうとのことでありました。
私の場合でも現時点で私以外にも複数人の候補者が居られる可能性が高く、さらに精密なマッチング検査を経てセレクトされるとのことでありました。もちろんその際に私の健康状態に問題があった場合や感染症に感染していた場合にはドナーとしては不適合ということになります。
HLA型合致の通知が着てからでもそこからがなかなか狭き門であることを初めて知りました。さらになぜ登録してから2年間候補者に選出されなかったのかその理由を訊いてみたところ、そんなことはザラであるとのこと。登録して即連絡がある人も居れば一方で一度もHLA型一致の連絡が無い人も居るとのことでした。骨髄バンクの担当の方も登録しているが一度もHLA型一致の連絡は無いとのことでした。

ちなみにHLA型とは赤血球のA・B・O・AB型に対して白血球の血液型であるとのこと。赤血球の場合の4種類に対して桁違いに型が多く、その種類は数万通りににも及ぶそうです。
さらに驚愕の事実が!骨髄移植とは要するに血液の工場機能を移植することであるので、骨髄移植をした場合被移植者の血液型がドナーの血液型に置き換わってしまうとのことでした。要するにA型の人に私の骨髄を移植した場合、その被移植者のA型の血液型がなんとO型に変わってしまうということです。これは人類血液型絶対主義者の私にとってはまさに衝撃の事実でありました。私の骨髄を移植された方が急に整理整頓が出来なくなり、時間にルーズになってしまうことにさぞ驚かれることでしょうな。これも一方でまさに病であることにさぞ悩まれることでしょう。

とりあえず血液検査の結果は1週間以内に出るとのことなので結果を待つばかりでありますが、私の生活スタイルを説明したところ隠れ多極主義者ならぬ隠れ糖尿病である可能性が高いとのこと。やはり規則正しい食生活は大事であるとのことでした。事務所の1Fがカレー屋さんになって以来、毎日毎日まさにカレー三昧な訳ですが、これが吉と出るか凶と出るか。

骨髄採取時の痛みに関しても訊いてみましたが、全身麻酔で手術は行うので採取時の痛みは全くないとのこと。寝て起きたら終わっているとのことでした。「痛いらしいで。痛いらしいで。」と何の知識も無いくせに半笑いでさかんに言うアホどもに認識を改めてもらいたいところであります。ただ、術後それなりの痛みは残るらしい。でも私に言わせれば痛いぐらいのことはカンニング中島氏を失った悲しみに比べれば屁の突っ張りにもなりません。

最後に、今年の誕生日はなぜかものすごい沢山の方々からおめでとうとのお電話をいただきました。
ありがとうございました。

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